プロフィール

 

幼少期時代>

STUDIO ZAARAの主宰者で、そこで講師を行っているカンカシ尚子は、幼少頃より、父(長崎ギター音楽院院長 山下亨先生)に愛情深い音楽教育を受けました。物心つく頃から家にはギターが何本もあり、日常的に、ギターの音色が鳴り響いていました。当時は、大人用サイズの大きなギターでしたが、気が付くとギターを触っており、見様見真似で弾くことができました。小学生のころから、父が主宰する長崎ギター音楽院のギターイベントには、常に参加しており、ギターと音楽について自然に多くのことを学んでいきました。一年中、家族全員がギター音楽院中心の生活だったため、いつも家族で行動を共にして育ちました。今、思い出すと、ギターを自分の意志で弾いてみようとする時間は殆どなく、毎月2回、定期的に行われていた院内発表会の前日に、曲を覚えて出演していました(当時はすべて暗譜が必須)、平日は、帰宅後、近所に住むたくさんの友達と近くの公園で日が暮れる迄、精一杯遊んで走り回り、ギターを弾いていた記憶が殆どありません。気が付くと、何日もギターを触っていませんでした。にもかかわらず、周囲の人からは、「毎日何時間も練習するのでしょうね?」と言われるので、いつも答えに困っていたのをよく覚えています。

 

<コンクール時代>

ギターを始めた翌年 (小3) からは、毎年コンクールに挑戦していたのですが、2年連続予選落ちでした。でも、九州の各地へ行けるのがとても楽しかったです。そして3回目で第4位次席となり、4回目 (小6) でやっと1位になりました。その後も数々のコンクール受賞を繰り返しながら、演奏発表の経験を重ね、音楽の勉強を続けていきました。その後、兄の和仁 (ギタリスト) とのDUO活動が本格的に始まり、全国、世界各国で演奏活動を広げていきました。前人末踏のレパートリーに挑戦、世界へ発表し続けながら、長崎ギター合奏団ミストレス兼ソリストとしても活動を続けました。

 

兄(和仁)と「ギターデュオ」を結成時代>

兄とのDUOのCD作りや大きなコンサートが始まってからは、連日8時間の壮絶な練習の日々が始まり、常に緊張感で張り詰めた毎日でした。とても大変でしたが、全てが極めて貴重な真の音楽勉強と経験で、今、わたくしがギターを弾いているのも、あの時の厳しい経験があってこそだと確信しています。インドでの生活が始まって以降、10年間、ギターから完全に離れました。2002年に日本へ戻り、ギターの音楽活動を再開します。

 

2012年、再びインド在住へ、翌年、STUDIO ZAARAの始まり

2012年、再び、インドに戻り、デリーとグルガオンを中心に、STUDIO ZAARAを主宰、インドで音楽活動をスタートしまして以来、ギターを通して、多くの素晴らしい方々と出会うことができましたし、20代のころとは、また別の大きな喜びと感動を心から実感できて、ステージ演奏やレッスンで素晴らしい体験をさせていただきました。

 

7年分の凄まじいスケジュール帳>

 当初ZAARAのレッスンは、コロナ以前までは、一日に10名前後の生徒さんを全てマンツーマン、ライブレッスンで、ほとんどが出張レッスンでした。今も7年分のすさまじい書き込みのスケジュール帳を大切に保管しています。毎日、ハードなスケジュールを時間に沿って移動していくのも、少しずつ慣れて行きました。

 

これまで出会った生徒の皆さまへの感謝>

 して、レッスンを通して生徒さんとそのご家族の其々の個性的なキャラクターに癒されながら、日々、充実した楽しい時間を過ごすことができたことも印象深いです。当時お世話になっていた皆様からの温かいリスペクトにあらためて感謝しています。

 

コロナ以降>

 コロナ以降、美しい自然に囲まれたカシミール地方のシュリーナガルに拠点を移し、自然を満喫し家族と共にのびのびと過ごしながら音楽の研究を続けている。STUDIO ZAARAのギターレッスンは、オンラインのみで継続中。これまで積み重ねてきた努力と研究をもとに、音楽活動を続けて行きたいです。

 

<最新ニュース

2023年5月、デリー、グルガオン、ノイダの3拠点でオフラインレッスンを再開。同時並行でオンラインレッスンも継続中。

 

今後の目標>

今後もインドを拠点にして、ギターの魅力と音楽のすばらしさを更に追及して、皆様と一緒に世界中へ輪を広げていきたいです。